2010年1月29日金曜日

サッカー日本代表


 「サッカー日本代表システム進化論」西部謙司、学研新書、2010.2.1、777円、読了。日本のサッカー・ライターの中では木村元彦さんと共に最も敬愛する、西部謙司さんによって解り易く分析された、歴代日本代表のシステム解析。
1984~1985、メキシコワールドカップ、森孝慈代表監督、アジア最終予選敗退
1989~1990、イタリアワールドカップ、横山謙三代表監督、アジア1次予選敗退
1992~1993、アメリカワールドカップ、ハンス・オフト代表監督、アジア最終予選最終戦敗退(ドーハの悲劇)
1997~1998、フランスワールドカップ、加茂周・岡田武史代表監督、初出場予選リーグ敗退(ジョホールバルの歓喜)
2002、日韓共催ワールドカップ、フィリップ・トルシエ代表監督、ベスト16
2005~2006、ドイツワールドカップ、ジーコ代表監督、3回目出場、予選リーグ敗退
2009~2010、南アフリカワールドカップ、イビチャ・オシム、岡田武史代表監督、4回目出場
 間にオリンピックやアジアカップを挟んで各年代のシステムを解り易く分析した解説書は今迄には無い。読み物としても面白い、出色の出来栄えだ。

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