2010年2月28日日曜日
USLPGA
シンガポールで行なわれているUSLPGAツアー、HSBC女子チャンピオンズがスゴイことになっている。3日目を宮里藍と49歳のジュリー・インクスターが-7でトップタイだったが、最終日宮里、インクスター共に出だしの#1・#2連続ボギーで躓くと、10位タイ、-3でスタートした横峯さくらが#1からパー・バーディ・バーディ・パー・バーディとして、アレヨアレヨと言う間に#5で―6でトップタイに並んでしまった。横峯さくらが#6でボギーを叩いて後退すると今度は#4までズッとパーでジッと我慢だった上田桃子が#5でバーディを奪って首位に1打差に迫る。そうすると今度は出だしで2打落とした宮里藍が#4・#5連続バーディでー7に戻し首位に並び掛ける。
最終組が僅か5ホール回った時点でー7トップタイが韓国のキム・ソンヒ、アメリカのクリスティ・カー、ノルウェイのスーザン・ペターセンと日本の宮里藍。-6で韓国のキム・ヒーヨン、アメリカの49歳ジュリー・インクスターと上田桃子。-5が横峯さくらと韓国のチョイ・ナヨン。ディフェンディング・チャンピオンのシン・ジエも-4で迫って来た。
-3迄上って来た宮里美香迄優勝圏内とすると何と21人の優勝争いだ。凄いバーディ合戦をやっていて日本人が3人宮里藍、上田桃子、横峯さくらがその中に入っている、日本女性は強い。男子では石川遼が騒がれているが、PGAで優勝争いまでは行ってない、未だそこまでのレベルには到達してない。そこへ行くと日本女子の頑張りと強さが際立って来る。
INに入ると突っ走って来た横峯さくらの勢いも止まり、#10でボギーを打って一旦後退した宮里藍が#11・#12と連続バーディで-9とし、首位のクリスティ・カーに並び掛ける。未だ勝負の行くえは解らない。
宮里藍は続く#13もバーディを奪ってこれで3連続バーディで-10単独トップ。同組の上田桃子も#13バーディで-8とし、単独3位。単独2位は-9のクリスティ・カーだが、優勝争いはこの3人に絞られて来た。
#14ショートで宮里藍、上田桃子揃ってボギーを叩き一歩後退、クリスティ・カーと-9で並んでトップタイ。反対に横峯さくらが#16でINに入っての初めてのバーディを取るが残り2ホールで2打差はチト厳しい。
-10で単独トップのクリスティ・カーが#17でボギーを打って-9、反対に宮里藍は昨日ワンオン・ワンパットでイーグルの短いミドルの#16でバーディを取って-10単独トップ、これで#17・#18をパーで凌げば優勝できるのだが…
宮里藍#17パーで単独トップ、あと1ホール。クリスティ・カー#18ボギーで2打差、これで#18ボギーでも優勝、大分確立が高くなった。
#18もパーで上り唯一人二桁-10で2週連続優勝、スゴイ凄すぎる!
それにしても、宮里藍世代と言うか、この世代の女子は強い。宮里藍と横峯さくらが24才、上田桃子と諸見里しのぶが23才、有村智恵が22才、宮里美香が20才、今やこの人達が日本を代表するプロゴルファーだ。
一方、男子のUSPGAウェイスト・マネージメント・フェニックスオープンはハンター・メイハンが優勝、2位が3Rの一角、ルーキーで日系3世のリッキー・ファウラー、3位が日本ツアー出身、韓国のY.E.YAN、今季好調の今田竜二も-10、14位タイと頑張った。
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