2011年12月26日月曜日

サッカーと独裁者

  サッカー・ノンフィクション「サッカーと独裁者 アフリカ13か国の『紛争地帯』を行く」スティーヴ・ブルームフィールド、白水社、2011年12月25日初版、
3,150円、★★★★★。

  WEB本の雑誌「帰ってきた炎の営業日誌」杉江由次さんが推薦していて川崎市図書館に予約していたものが高津図書館に届き受け取りに行く。

  内戦が続くアフリカ諸国の政治とサッカーの係わりを描いて面白い。

2011年12月24日土曜日

christmas jazz live


  昨晩は私のギターの師匠、鹿野信一と友達のケン三上のライブが新百合ヶ丘のジャズバー「little brown jug」であり古いスタンダードナンバーを楽しく聴き、盛り上がってしまい家に辿り着いたのは午前4時だった。

2011年12月23日金曜日

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる


  料理レシピ本「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」石井好子、河出文庫、2011年7月20日初版、662円、★★★★★。1963年に暮しの手帖社から出版された単行本の文庫化。48年前の本なのにちっとも古さを感じない。本の雑誌増刊「おすすめ文庫王国2012」の2011年度文庫ベストテンでも第10位に入っている。平成元年生まれの今年入社の子供係長に訊いても石井好子って知ってるって訊いても知らないと言われる、もう過去の人なのかなあ。
  早速、今朝本に載っていたチーズオムレツを作ってみた。寒川町のやまぶき卵を使い作り、まあまあの味だったが砂糖を入れない方がもっと良かった。これにレタスにオリーブオイル、ポッカレモン、塩コショウしてシーチキンを乗っけてサラダ。KALDIで買ったインドネシア、スマトラのマンデリン、フランスパンにフランスST.DALFOURのストロベリージャムと明治屋のバレンシア・オレンジ・マーマレードを乗っけて食べた。

2011年12月19日月曜日

スティーブ・ジョブス 夢と命のメッセージ



  ノンフィクション「スティーブ・ジョブス 夢と命のメッセージ」ジョージ・ビーム、知的生きかた文庫、2011年11月20日初版、580円。

  思いがけず社長から上記の本をもらった。スティーブ・ジョブズは前から好きで自伝もよんでいるのだが、タダより高い物は無しで読後感想を発表しなければならないのだった。

2011年12月11日日曜日

自転車ぎこぎこ



   「こぐこぐ自転車」が余りにも面白いので、伊藤礼で検索してみると他にも「自転車ぎこぎこ」と「大東京ぐるぐる自転車」と言う本が出ている事が解り、早速、川崎図書館に予約を入れる(2冊ともハードカバーで未だ」文庫化されておらず、主義に反するので購入は控える)と直ぐに用意出来たとのメールが入り、高津図書館に受け取りに行く。「大東京ぐるぐる・・・」の方は23番目なので受け取るまでに暫く時間が掛るのでゆっくり読める。
  自転車エッセイ「自転車ぎこぎこ」 伊藤礼、平凡社、2009年11月21日初版、1,680円。

2011年12月10日土曜日

こぐこぐ自転車


  昨晩は六本木のフランシスカン・チャペル・センターへチャリートのクリスマス・チャリティー・コンサートへ行ったついでに六本木駅上のあおい書店でバイク・エッセイ「こぐこぐ自転車」伊藤礼、平凡社ライブラリー、2011年1月7日初版、924円、★★★★☆を購入。
  著者は日芸の元教授で70歳で自転車に目覚め、北海道へツーリングに出掛けるまでになる。
  本の雑誌増刊「おすすめ文庫王国2012」の2011年度ベストテンの第四位に入っていて是非読んでみたいと思って購入したもの。堂々の第一位は既読の「ビブリア古書堂の事件手帖」だった。

2011年12月9日金曜日

不器用なドリブラー


  サッカー・ノンフィクション「不器用なドリブラー」会津康成、集英社、2011年9月26日初版、1,365円、★★★☆☆。
  40歳にしてJFLのFC琉球で、今尚、現役を続ける永井秀樹を描いている。大分市から長崎の国見高校へサッカー留学し、国士舘大学へ進み、卒業を待たず同時にJリーグ開幕前の1992年読売クラブに入団。ヴェルディ川崎、福岡ブルックス、清水エスパルス、ヴェルディ川崎、横浜フリューゲルス、Fマリノス、東京ヴェルディ、大分トリニータと渡り歩き最後にFC琉球へたどり着き今尚現役を続けている。

2011年12月8日木曜日

欧州サッカー「最強クラブ」伝説

  サッカー・ノンフィクション『欧州サッカー「最強クラブ」伝説』西部謙司、PHP文庫、2011年12月19日、700円、★★★★★。
  折しも今日、トヨタカップが開幕でタイムリーな読書。しかも、サッカー・ライターで一番好きな西部謙司の作品。1956年に始まって53年経ったチャンピオンズリーグの歴史を振り返って興味深い。
  

2011年12月7日水曜日

高校サッカー聖地物語


  サッカーノンフィクション「高校サッカー聖地物語 僕らが熱くなれる場所」安藤隆人、講談社、2011年3月23日初版、1,575円、★★★★★。
  高校サッカー選手権の県予選決勝戦が行われる各地のメインスタジアム。Jリーガーになった者、ヨーロッパに渡った者、そしてその者達を育てた指導者達が思い出を語って興味深い。群馬県の敷島運動公園サッカー・ラグビー場、東京の西が丘サッカー場、静岡の草薙球技場と日本平スタジアム、愛知の瑞穂運動公園陸上競技場、滋賀県は皇子山総合運動公園陸上競技場、兵庫県の神戸ウイングスタジアム、岡山県からは倉敷運動公園陸上競技場、広島の広島広域公園第一球技場、そして最後は鹿児島、鴨池陸上競技場。
  思い出を語るのは細貝萌(前橋育英)、田中達也(帝京)、小林祐三・狩野健太(静岡学園)と矢野貴章(浜名)、宮市亮(中京)、楠神順平(野洲)、岡崎慎司(滝川第二)、青山敏弘(作陽)、森重真人(広島皆実)、岩下敬輔(鹿実)、高校時代の熱い思いを語り、その時代、その場所へ行って観戦している臨場感がある。

2011年12月6日火曜日

みさおとふくまる

  写真集「みさおとふくまる」伊原美代子、リトルモア、2011年10月28日初版、1,680円、★★★★★。
用賀の優文堂へ買いに行ったが取り扱いが無く、二子玉川へ行き、玉川高島屋の紀伊国屋では売り切れ、ライズモールの文教堂では取り扱ってなかった。電話で成城学園の三省堂、新百合ヶ丘の有隣堂に聞いたがこちらも売り切れ、栗平のブックポート203では取り扱いが無い。半分諦めながら溝の口の文教堂本店に電話したらあった。取り置きして置いて貰い会社の帰りに購入。
実に何てことは無い自分の祖母と猫を撮った写真集なのだが、これが何とも癒される。典型的な日本の正しい農村のオバアチャンと飼い猫がここも何の変哲もない只の田舎の千葉県長生郡睦沢町に暮らす日常を切り取ったものだ。
大震災や不景気や将来の不安を忘れさせてくれ、ほのぼのとした気分を思い出させてくれた。