サッカーノンフィクション「高校サッカー聖地物語 僕らが熱くなれる場所」安藤隆人、講談社、2011年3月23日初版、1,575円、★★★★★。
高校サッカー選手権の県予選決勝戦が行われる各地のメインスタジアム。Jリーガーになった者、ヨーロッパに渡った者、そしてその者達を育てた指導者達が思い出を語って興味深い。群馬県の敷島運動公園サッカー・ラグビー場、東京の西が丘サッカー場、静岡の草薙球技場と日本平スタジアム、愛知の瑞穂運動公園陸上競技場、滋賀県は皇子山総合運動公園陸上競技場、兵庫県の神戸ウイングスタジアム、岡山県からは倉敷運動公園陸上競技場、広島の広島広域公園第一球技場、そして最後は鹿児島、鴨池陸上競技場。
思い出を語るのは細貝萌(前橋育英)、田中達也(帝京)、小林祐三・狩野健太(静岡学園)と矢野貴章(浜名)、宮市亮(中京)、楠神順平(野洲)、岡崎慎司(滝川第二)、青山敏弘(作陽)、森重真人(広島皆実)、岩下敬輔(鹿実)、高校時代の熱い思いを語り、その時代、その場所へ行って観戦している臨場感がある。
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