2009年11月21日土曜日

サッカー高校選手権


 平塚競技場で行われた、サッカー高校選手権神奈川県予選決勝は武相高校が大本命の第一シード、桐光学園を2:1で破って初出場を決めた。
 横浜市、川崎市と2つの政令指定都市を持つ神奈川県の決勝が陸上競技場で行われるのはいかにもサッカー後進国の日本らしい。全国の決勝も国立競技場だし。陸上競技場を高校サッカーの聖地などと呼ぶのは止めてもらいたい、淋し過ぎる。
 西が丘や保土ヶ谷は素晴らしいサッカー場でこういうピッチにたてるのは選手も嬉しいだろうと思うが、ピッチとスタンドが遠く離れた陸上競技場は臨場感が伝わって来ないのだ。
 日本のJリーグで独自のサッカースタジアムを持っているのは、柏レイソルと名古屋グランパスだけ、いずれも大企業がバックアップしているチームだけだ。あとは自治体にお願いして借りているだけ、それも専用スタジアムはほとんど無い。埼玉スタジアム、フクダ電子アリーナは良い、未だ行ったことはないが、日本平と鹿島にも行ってみたい。
 早く日本にもサッカークラブ各々が自分のスタジアムを持てる時代が来れば良いと思う。イングランドではプレミアリーグから3部まで100ものプロチームがあり、それぞれがリッパなサッカースタジアムを持っている。
 日本に本当のサッカー文化が根付いてない証拠で、これで強くなれなんて言うのは日本代表が可哀想だ。JFAシッカリせいと言いたい。せめて首都東京に10万人規模のサッカー専用スタジアムが欲しい。
 ジュニア達が砂や小砂利の混じった土のグランドで必死になってボールを追い掛け、膝を擦り剥き、血を流しているのを見るに付け、情けなくなってしまう。
 昼食はみんなで用賀駅そばの「酔苑」へ行ったついでにSBS地下の優文堂へ行き、「たなぞう」で「奏亜」さんから推薦のあった「麦ふみクーツェ」いしいしんじ、新潮文庫、2005.8.1、700円と「ボクの音楽武者修行」小澤征爾、新潮文庫、1980.7.25、420円を購入。「ボクの音楽…」は本棚を探せば有ると思うのだが、見付かりそうもないし、ストーリーも忘れちゃってるから、420円だし、もう一回読んで、出て来たら誰かに上げるつもりで購入した。

0 件のコメント:

コメントを投稿