2009年11月11日水曜日

船に乗れ

 WEBブンゲイ・ピュアフルで 「船に乗れ!Ⅲ合奏協奏曲」藤谷治、JIVE、2009.11.15、を読んでいたら、南枝里子が登場してきたところで突然打ち切られ、続きは単行本で・・・とある。シマッタ!まんまと引っ掛かったと思ったが後の祭り、著者の思惑通り、栗平のブックポート203へ走る。
 ところがWEBで11月8日発売とあるのに未だ店頭には届いていない。店長さんが版元に問い合わせて呉れ、宅急便で2~3日中に届くからお待ちくださいと言われ、ハイハイと調子良く答える。
 「したくないことはしない 植草甚一の青春」津野海太郎、新潮社、 2009.10.30、2,310円を購入。先日渋谷のブックファーストへ行った時に、植草甚一が昔晶文社から出していた、大判の単行本「僕は散歩と雑学が好き」他を発見。若い頃、全ての植草さんの本を買い漁って読んでいたのを思い出し、良いなあ欲しいなあと思っていたところだったので一も二も無く購入。著者の津野海太郎さんも本の雑誌で連載していたのを読んでいたので、良いなあと思っていた。
 ついでに「永遠のサッカー小僧 中村憲剛物語」はありますかと訊くと、中村憲剛がこの本屋さんと隣のパスタやさんにチョクチョク来ると言う。そう言えばフロンターレの練習場が直ぐ近くだった。今度会ったらサインをもらおう。ただ肝心の本は売り切れで版元に頼んでも増刷の予定はないとのことだ。
 さっき待つ振りをしたが、2~3日も待てる筈もなく、その足で若葉台の蔦屋書店へ行く。ところが蔦屋書店にも「船に乗れ」がなく、熊沢書店稲城店へ行ってみる。しかし、ここにもない。対応してくれた書店員さんの顔を見たことがあって、訊くと「以前、菅城下に家を建ててもらいました。」だって、お客さんだった。お恥ずかしい。
 ここまで来たらと思い新百合ヶ丘の有隣堂へ行ってみる。もう、探すのも面倒になり、書店員さんにイキナリ訊くと「これですかーと直ぐ持って来てくれた。」ヨカッタヨカッタ。ついでに、 「永遠のサッカー小僧 中村憲剛物語」はありますかと訊くと、平積みになっているのを持って来てくれた、ここには沢山あるみたい、本屋さんの力関係なのかなあ。森沢明夫、講談社、2009.10.8、1,575円を購入。ブックポート203には未だ入ってなかった「本の雑誌12月号」もここにはある。これは小田急本線の急行停車駅と支線の多摩線の駅の違いだろう。
 あれもこれもで結局6,245円も本を買ってしまった。5Fのカフェでアイス・カフェ・オレを飲みながら早速読書。これで幸せ気分になれるのだから、しょうがないか。川崎図書館に「永遠のサッカー小僧」を予約してあったんだっけ、早速キャンセルしなくちゃ。

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